時間がゆっくり流れる島 – タイ ンガイ島 (Thailand, Koh Ngai)

気が付いたら、タイへは5年も行っていませんでした!ビックリ!バケーションは大体タイへ行くというのに、どうしたことか!?最後に行ったのは2012年のコサムイ。時が経つのは早いものだ!タイへ行くなら、シュノーケリングをしたいのでいつも島へ。「島」という響きはとても抗い難く、ど〜しても、島へ行ってしまいます。

さて、どの島へ行こう?メジャーな島へは行ったことがあるし、混んでいるので、人混みを避けてのんびりできる島はないかと、かなりじっくり調べました。そして、プーケットよりさらに南下した、ンガイ島に決定!トラン(Trang)近郊の島々は未開拓なので、行ってみることに!

ンガイ島は、全長2〜3キロしかない小さな島で、ハイ島(Koh Hai)とも呼ばれています。宿やレストランは東側のビーチ沿いに集中していて、ATMもコンビニも、そして道路もありません。ビーチが道路の代わりです。ただ、あるのは透明度の高い海ビーチエントリーシュノーケリングができるので、決めました!

バンコクから飛行機なら、トランまで飛び、車でパクメン港(Pakmeng pier) か少し離れたハトヤオ港(Hat Yao pier)まで行き、そこからスピードボートかロングテールボートになります。

私たちは、今回はバンコクをスキップして日本から一気にプーケットまで行ってしまい、スピードボートで南下するという方法をチョイス。キャセイ航空を利用したので、香港でトランジットの時間があり少々長旅でしたが、夕方にはプーケットに到着しました。

ラサダ港(Rassada pier)に近いオールドタウンに1泊して、翌日の朝、スピードボートでピピ島を経由しランタ島へ向かいます。ランタ島でボートを乗り換え、トータル2時間半で到着です。

スピードボートの会社はいくつかあり、お値段は少々高めですが、一番信頼できそうなBundhaya Speed Boat のホームページから事前にチケットを購入しておきました。メールでの問い合わせも親切で早かったし、ンガイ島の宿のスタッフからもお勧めされました。結果、正解!

乗船中は、エンジン音がとんでもなくうるさいので、耳栓を持っていくか、携帯で音楽を聴くのがオススメ〜。

ンガイ島の桟橋は、コンガイリゾート(Koh Ngai Resort)に隣接しています。桟橋から海の中を覗くと、魚がたくさん泳いでいます〜!ここで一旦スピードボートを降りて、ロングテールボートで、 タンヤリゾート(Thanya Resort)へ。Buhndaya だと、ロングテールボートの料金も含まれていました!ロングテールボートを見ると、タイに来たなと実感します。昔はこんな風に可愛く飾られていなくて、単なる釣船みたいな感じだったような気がしますが・・・・。初めて乗った時には、船のお尻のヘリに立って、荒波にもかかわらず長く突き出たエンジン?舵?を操るワイルドなタイ人は凄い!と思ったのでした。(どうやらこのエンジンは車のエンジンらしい!)タンヤリゾートは、バンガロータイプのお部屋が並ぶ、可愛らしいリゾートです。決してラグジュアリーな宿ではありませんが、シンプルで居心地の良い宿です。トロピカルタイプとオリエンタルタイプがあり、ビーチに近づくにつれ料金が上がります。

オリエンタルのお部屋を予約したのに、トロピカルのお部屋に通されました、ガーン!!トロピカルは壁がコンクリートなんですが、オリエンタルは木なのでそっちの方がウッディで可愛いのに〜。料金は同じなんですけどね。おかしいな?と思い、レセプションへ行くと今夜はオリエンタルが空いていないので明日部屋チェンジ!ごめんね〜と。ま、いっか!マイペンライ〜。

タンヤリゾートの良いところは、大きなプールがあるところ。目の前に素晴らしい海がありますが、やっぱりプールに浮かんでボケーっとしたいので、プールは必須!レストランのお食事もまずまず。島にはレストランはいくつかありますが、そんなにたくさんのチョイスがあるわけではありません。タンヤリゾートに併設されたレストランでは、凝った料理は出てきませんが、平均点以上かな?

夕方になると、潮がざざーっと引いて海底がむき出しに。タンヤリゾートはビーチの一番端にあるので、反対側の端にあるコンガイクリフビーチリゾート(Koh Ngai Cliff Beach Resort)まで歩いてみました。端から端まで歩いても、ゆっくり歩いて30分かからないぐらい。コココテージ (Coco cottage)は、エコロジカルな可愛らしい宿です。個人的に、ここのレストランが一番美味しいのではないかと〜。お値段もちょっと高めかな。海風に当たりながら。ここのタイ料理は一手間加えてあって、フュージョンタイ料理?みたいな新しい味が楽しめます。朝ビーチへ行ったら、騒然としていたので何だろう?と見たら巨大トカゲがのんびりしていました!ハイシーズンだというのに、人がいなくて最高!こちらは南側にあるパラダイスビーチですが、島には道路が無いので、タンヤリゾートの裏にあるジャングルを通り抜けて来ました。

浅瀬でも魚が泳いでいるのを間近に見る事ができます。期待していたシュノーケリングも、サンゴは灰色になっていたけど、魚も大きなウニもたくさんいたので満足!ボートをチャーターして、近くのKoh Ma という無人島へシュノーケリングにも行けます。

近年、タイの物価は上がっていることを実感しますが、今回も、ハイシーズン真っ最中ということもあり、ものスゴく高く感じました。ただ、ンガイ島はローシーズンだとボートが運行していなかったり、宿やレストランも営業していないところもあるので、ハイシーズンに行くのがオススメ

ハイシーズンに人があまり人がいない静かな島で、綺麗な海とシンプルライフを楽しみたいなら、ンガイ島へ!

<HOTEL>

Thanya Resort    

<TRAVEL MEMO>

Bundhaya Speed Boat     http://www.bundhayaspeedboat.com

Tigerline Ferry   http://www.tigerlinetravel.com

Satun Pakbara Speed Boat    https://www.spcthailand.com

※口コミを参考にしたりして、Bundhaya にしましたが、当日、プーケットのオールドタウンでのピックアップは料金に含まれていました。同じく、パトン、カタ、カロンの宿へのピックアップも含まれるようです。この他のエリアは別途有料で手配してくれます。

※時期によっては、Nok Air Fly’n’Ferry ServeAir AsiaIsland and City Transfers という、空港〜車移動〜ボート(Tigerline Ferry) がセットになった、ジョイントチケットが販売されているようです。

※バンコクから、トランまでの列車も出ています!時間に余裕がある人は、列車の旅も良いですね〜。845キロ、約14時間の列車の旅です。夕方バンコクを出発して、翌朝トランに到着します。

<MAP>

 

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