バイクでGo! Go! – ランタ島 タイ (Koh Lanta,Thailand)

タイではここ何年かの間に、本当に開発が進んだな〜と思います。夜にはビデオを見るしか、やる事がなかったカオサン通りも、20時以降は電気が使えなかった島も、今となっては観光客で溢れかえっています!それに伴い物価も年々上がっているのをひしひしと感じます。タイでは、ヨーロッパ人のバックパッカーが安宿を求めて旅していた時代から、中国の団体ツアー客が旅する時代になりました。

今回、昔ながらのタイの島の雰囲気を味わいたくて、まだ開発の手があまり入っていない、ランタ島へ行ってきました!ランタ島自体は良く知られている島で、プーケットからボートで1時間半という距離にあるのですが、なぜかまだ、この島には落ちついた田舎の雰囲気が漂っています。

 

ランタ島へのボートは北にあるSaladan Pier に到着するのが一般的です。ランタ島は全長27キロの島ですが、島の道路はとってもシンプル。島の海岸線に沿ってメイン道路が走り、途中、東と西を横断する道路が何本かあります。

島の北にある港から道路は南下し、西と東、二手に分かれます。西へ行けばランタ島のツーリストエリアであるレストランや宿が並ぶ西海岸へ、東へ行けば地元の人々が暮らすエリアであり、島で一番古いオールドタウンのある東海岸へ。

宿は、オールドタウンからバイクや車で5分とかからないロケーションにある、The Other Side Villas にお世話になりました。3つの棟から成るVillasは、中央にタイ人オーナーのSomさんが暮らし、両端が2ベッドルームズと1ベッドルームのVillaです。それぞれが完全に独立した造りになっていて、友達の家に泊まりに来たかのような居心地の良さを感じます。

お部屋は、ネイチャーフォトグラファーでもあるSomさんが、世界中を旅して集めた小物や本で飾られています。宿の目の前は海なのですが、海に腰まで浸かって魚を獲っている漁師がいます。モーケン族と呼ばれる、シージプシーの村がある、ランタ島らしい風景です。海の中から木がニョキニョキ生えているのも、とてもユニーク。バイクで少し走ってオールドタウンへ。100年以上も前に、多くの中国系の商人が移住して来て以来、約50年前までは、貿易港として、ランタ島の中心でした。今でも、歴史や文化を次の世代に引き継いでいくべく、当時の面影を残したままになっています。レストランも中国系の家族が経営しているお店が多いですね。Apsara Restaurant では、キッチンを通って席に着きます。客席が海の上にせり出しているので、入り口〜キッチン〜客席、という造りなのです。新鮮なシーフードをたっぷり使ったヤムウンセン!

ランタ島へ行ってみようと思ったのは、バイクで島を探検できるからという事もあります。島のサイズがバイクで見て回るにはちょうど良い大きさで、途中、ショップやビーチ、レストランに立ち寄りながら島をエクスプローラーできます!

最南端には、国立公園があります。入場料がかかりますが、崖の上からはジャングルとグリーンの澄んだ海を眺められます。曜日ごとに場所を変える、移動マーケットに行ってみたかったのですが、色々な人に場所を聞いてもよくわからず、あきらめて宿へ帰る途中に予想もしていない場所にありました!

ランタ島は、お隣のマレーシアに近く、イスラム教徒が多い島です。島を散策している時にはあまり出会いませんでしたが、やはり地元民のマーケットに来ると、ヒジャブを巻いた女性が多く見られますね!ビニール袋をパンパンにするのは、タイスタイル!宿の朝食は、シンプルですがボリュームたっぷり!フルーツでお腹が膨れるっていいな♪宿には、可愛い猫2匹と元気な犬が1匹います。気がついたら、猫が部屋の中で昼寝してました〜

オールドタウンでは日曜に朝市がやっています。こちらでも、カラフルな野菜やフルーツが道路で売られています。タイ料理に欠かせない、ホットペッパーもた〜っぷり。

オールドタウンでの朝食もオススメです。どうしてもお粥が食べたくて、メニューには載っていませんでしたが、作ってもらいました。タイのお粥は、香港のお粥とはまたちょっと違っていて、ジョーク(お米の粒がほとんどない)、カオトム(雑炊風?)と、2種類あるのですが、もの凄く旨いんです。タイ滞在中には、朝ごはんとして必ず食べます。

オールドタウンのレストランは、海の上にせり出しているのですが、余計なものが何もないですね。海とテーブルとごはんだけ。素朴なランタ島ならではのおもてなしでしょう。こちらは、Fresh Restaurantにて。初めてのランタ島は、のんびりできてとても良かった!プーケットからすぐ近くなのに、ま〜だまだ開発の手があまり入っておらず、これからどうなるのか注目したい島です!このまま、のんびりとした島であって欲しいなぁ〜。

<HOTEL>

The Other Side Villas 

<MAP>

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