タイへ初めて行ったのは、1999年でした。あまりにも物価が安いのに加えて、食事がとても美味しかったので、私にとっては天国でした。
それ以降、休暇の度にタイのビーチで過ごす事が多くなりました。初めて行ったタイのビーチはパタヤでしたが、ピピ島へ行って以来、美しいビーチを追い求めてタイの島々への旅を続けています。
ジャム島は(別名コ・プー)プーケットやサムイに比べて知名度はありませんが、島内には、手付かずの自然が残されており、素朴な雰囲気を楽しむ事ができます。
11月〜4月はオンシーズンでボートがクラビーから出ていますが、私が行った9月はオフシーズンだったため、クラビーから車で隣の街、ヌア・クローンにあるレーム・グルアットという港へ行き、そこからプライベートボートに乗りました。公共のロングテールボートなら70バーツ/人ぐらいであったようです。
宿泊はKoh Jum Beach Villasです。広い敷地に点在する19棟のヴィラにはそれぞれオーナーがいる、ユニークな施設です。
ベッドルームとリビングがそれぞれ別棟にあり、リビングは2人で泊まるには広すぎるぐらいでした。
オフシーズンのため、宿には私たちの他は、1組のゲストしか滞在していませんでした。部屋の前はすぐにビーチです。遠く、霞んで見えるのはピピ島です。
バイクをレンタルして、島を散策する事にしました。地図を見る限り、島の西側に施設が集まっていますが、東側には何があるのでしょう?地図には、あまり情報がありません。
島は緑の樹々で覆われており、道路もほとんど舗装されていません。意外にアップダウンの多い道のりです。
近年リゾート地としてメジャーになってきた島々は、便利で賑やかで楽しいのですが、ジャム島のような、素朴な島も、たまには良いのではないでしょうか。
私が訪れたのはオフシーズンだったため、まるで島を独り占めしている気分でした!観光客には、全くといっていい程出会いませんでした。
海は穏やかでしたが、オンシーズンには、また違った様相を見せてくれるのではないでしょうか。島の緑が海の表面に写り込んで、グリーンの海のように見えます。島をバイクで走っていると、小さな集落が道の途中に出現します。突然、道路の脇でマーケットが開かれていたり、かなりのんびりしています。
港に近い集落で屋台を発見しました。
ここのおばちゃん達が作る鶏そばは、素朴な味で美味しかったです!こういう地元の屋台は大抵シンプルでおいしいのです!
宿の前のビーチから、今日も有難うと、感謝を込めて太陽を見送ります。毎日こんなサンセットが見られたら幸せでしょう!
次回訪れる際には、オンシーズンの時を狙いたいと思います。また違った楽しみ方が出来そうです。
Koh Jum Beach Villas
http://www.kohjumbeachvillas.com