ビジネスクラスには、数える程しか乗った事はありませんが、ラウンジで過ごすひと時は、なかな気分の良いものです。
香港空港にある、キャセイパシフィック航空のビジネスクラスラウンジ、「ザ・ピア」は昨年改装されたようで、今となっては、もうひとつのラウンジ、「ザ・ブリッジ」を凌ぐ人気です。朝5:30から利用出来ますが、香港のキャセイのラウンジの中で最も広く、座席数は550以上あります。
まずは、サラダやチーズ、フルーツなどのウェスタンメニューが左手に並びます。ラウンジは、このままずっとずっと、奥まで続きます。ビバレッジも、コーヒー、ティー、ソフトドリンク、お水、ビールなど、一通り揃っています。ファイブスターホテルのラウンジのような空間です。落ち着いたダウンライトの照明が、ダークブラウンをベースとした、シックなインテリアを照らします。お目当ての、チャイニーズコーナーに辿り着きました。
私はお粥が大好きなのですが、いわゆるお粥は作るのに手間がかかるからか、東京のチャイニーズレストランでは、きちんとしたお粥がなかなかメニューにありません。
このラウンジのユニークポイントは、ティーハウスがある事です。中華系の人たちはお茶を好みますが、さすが香港のキャセイラウンジですね!
茶葉の香りを試しながら、自分の好みのお茶をいただけます。専門家による、厳選した上質な茶葉が揃っています。更に奥に進むと、リビングルームのような空間が広がっていました。どこかしらアジアを感じさせてくれるインテリアです。そして私が一番気に入ったのが、こちら。デイベッドです。シャワーブースの側にあるので、シャワーを浴びてすっきりしてから、一眠りするのに最適です。ラウンジの一番奥にあるので、とても静かです。トランジットの時間が長くても、こんなに素敵なラウンジなら、あっという間に時が過ぎてしまいそうですね!是非また利用したいラウンジです。