伊根の存在を知ったのは、いつ頃だったでしょうか。とてもユニークで珍しい光景に、いつか行って見たいと思うようになりました。
木造の家々が、連なって水面に浮かぶ光景は、私にとっては、とても珍しくて、日本にこんなところがあったのか、と驚かずにはいられませんでした。
京都と言えば、赤い千本鳥居や、金色に光るお寺、舞妓さん、等々がイメージとして定着していますが、この、舟屋が立ち並ぶ、伊根も、れっきとした京都です。
京都駅から特急で2時間、そして更に路線バスに1時間揺られると、舟屋のある伊根に到着です。古そうな木造の家が並んでいます。白壁の土蔵も目立つ、趣のある街並みです。マンホールの蓋には、伊根のシンボル、舟屋が描かれています。
古そうな神社がありました。森の中へと石段が続いています。釣りを楽しむ、のんびりとした午後。ゆったりとした空気が流れています。遊覧船に乗れば、連なる舟屋群をぐるっと眺めることができます。
舟屋は、1階は船のガレージ、2階には住居スペース、という造りになっています。伊根湾を取り囲むように、200軒以上の舟屋があります。古いものは江戸時代のものなんだとか。次回は、是非、舟屋の宿に1泊してみたいと思います!
MAP: 京都〜伊根