アモイに慣れてきたと思ったら、広州へ移動です。
アモイ駅から広州東駅まで、快適な軟臥(寝台列車)の旅です。事前に、日本から、中国の旅行会社、ふれあい中国さんに、チケット手配を依頼しておきました。
K298/K299 アモイ16:18発ー広州東06:52着、14時間半の列車の旅です。 料金は、手数料込みで、490元でした。中国の列車には、硬座→軟座→硬臥→軟臥、という座席クラスがあり、読んで字の如く、軟臥 (軟らかいベッド)が一番快適です。
硬座、硬い座席に始まり、一番上のクラスが、軟臥、4名個室の寝台になります。軟臥はあまり席がないので、やはり、現地の代理店に頼むのが確実です。
食堂車もありますよ!広州の街は、他の大都市となんら変わりありません。
まだ早朝だと言うのに、友人と、そのまた友人が、駅まで迎えに来てくれ、早速、飲茶で朝ごはんです。友人は、以前勤めていた会社の、中国支社の同僚です。
毎回、中国へ行くたびに思いますが、中国人って、本当に親切な人が多いのです。友人の自宅は、広州と言っても、南沙(ナンシャ)区という、南の海沿いの街で、香港空港へもフェリーが出ている程、香港寄りのエリアです。
南国チックなムードが漂っていて、街の様相が、広州の中心地とは、異なります。
増城市(ヅォンチョン)にある、茘城街緑道公園に連れて行ってもらいました。ハスの花が沢山咲いていて綺麗!
中国のレストランでは、食器がビニールに包まれています!斬新〜!
友人達は、うちらは、ちゃんと洗ってあるか信用してないからね!と、説明してくれました。 中国の田舎では、こういった風景をよく見かけます。
都市では、きらびやかな生活をしている人たちもいますが、中国の大部分は、田舎でシンプルな生活をしているように感じます。車で、恵州(フイジョウ)に住む、元同僚に会いに行きました。
この恵州西湖は、杭州の西湖を真似て作られた、コピーなんだよ!と元同僚は笑っていました。骨董屋が立ち並ぶエリアです。何気ない街角で、地元民の生活を垣間見るのが、好きです。中国の列車の切符は、大きな駅を除いて、基本、乗車駅でしか購入できません。親切な友人が、私のために、広州から南寧(ナンネイ)までの切符を買っておいてくれました。
夏休みの混み具合は、半端なく、友人は1時間半以上も並んで買ってくれたようです!謝謝!!
次の旅の目的地は、ベトナムへの国際列車の出発駅、南寧です!
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